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利食いと損切りのテクニック―トレード心理学とリスク管理を融合した実践的手法

¥3,800(税抜)

利食いと損切りのテクニック
―トレード心理学とリスク管理を融合した実践的手法

評価
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出版社 パンローリング
単行本 448ページ
発売日 2012/5/18
ISBN 978-4775971628
通常配送無料 価格¥3,800(税抜)

内容紹介Introductions

「売り時」を知る、それが本当のプロだ!
「売り」を熟知することがトレード上達の秘訣。出口戦術と空売りを極めよう!

得てして初心者は、トレードの仕掛け方や、値上がりしそうな株の買い方ばかりに注目する。ありもしない百発百中の“聖杯”を手にして、いきなり大儲けしようという、はかない夢を見がちだ。

しかし、買いや仕掛けはトレードというゲームの、ほんの一部にすぎない。長期的に収益を上げられる自立したプロのトレーダーになるためには、トレードのスタイル、心理学、リスク管理、記録といったものを学び、自分のものにしていく必要があるのだ。マーケットの勝者にふさわしい「資質」を備えられるよう、日々のトレードで鍛錬を重ねなければならない。経験から前向きに学習し、自分自身を常に成長させていくのだ。

こうしたことは、本書の著者、アレキサンダー・エルダー博士の世界的ベストセラー『投資苑』シリーズでも詳しく紹介されている。ただ、本書『利食いと損切りのテクニック』の特長は、これらの要素をピンポイントに解説したうえで、多くの事例が掲載されていること、そして視点を変え、あまり一般的に語られることのないテーマに焦点を当てている点だ ── 「売り方」である。

売りは大きく2つのタイプに分けられる。「手仕舞い売り」と「空売り」だ。

手仕舞い売りには、目標値での利食いや、許容リスクでの損切りや、途中での見切りの3つのケースがある。仕掛けたトレードが全勝するわけでない以上、どの場合にでも適切に対応することが、運用資金の安定した上昇には求められる。

そして空売りをマスターすることで、トレード機会が単純に2倍になる。初心者は空売りを知らず、ただ恐れる。しかしプロは、価格の下落からも売買益を享受しているのだ。とはいえ、マーケットの天井と大底が同じ性質というわけではない。また、上昇トレンドと下降トレンドが同じ性質というわけでもない。株価は上昇するときよりも下落するときのほうが足が速い。

本書は、こうした「売りの世界」について、深く掘り下げており、さまざまなアイデアを提供してくれる。しかも、2007~2009年の“超”弱気相場での具体的なトレード例が満載されており、そこからも多くの貴重な教訓が得られるはずだ。

さらに、内容の理解度をチェックするため、全115問の確認テストと詳細な解説も収められている。本書をじっくり読み、売る技術の重要性とすばらしさを認識し、トレードの世界を極めていってほしい。

本書への賛辞Praise

「本書が提案しているのは、売りと空売りの実践的なテクニックだ。リスクを抑えながら利益を確保していくアレックスの戦術が、ユーモアをちりばめた自然体の文章で、詳しく分かりやすく説明されている。私のお気に入りは、彼のいう「エンジンノイズ」だ。それは(本書に掲載されている)フォード株のすばらしい研究で一目瞭然である。本書を読めば、マーケットの天井と下落を空売りするという難題に、誰でも立ち向かえるようになるだろう。投資家や投機家といった人たちには不可欠の本だ」――デビッド・ワイス(『トレード・アバウト・トゥ・ハプン』著者)

「アレキサンダー・エルダー博士は世界で最も尊敬され、トレードに熟練した教師の一人である。私はトレードに関する本を数百と読んできたが、彼の著書は最も価値があり、最も有益なものに含まれるだろう。売り時が分からないトレーダーや、値下がりしているときに利益を上げる方法を知らないトレーダーは、大きな機会を逃し続けているし、自分の資金を不必要なリスクにさらし続けている。本書は真剣なトレーダーや投資家にとって必読の書となるはずだ」――エド・ドブソン(トレーダーズプレス創設者、個人専業トレーダー)

目次Index

日本語版への序文

はじめに
なぜ売るのか?
確認テストと解答について

第1部 心理学、リスク管理、記録

第1章 買いについて
三大区分
トレーダーのツールボックス

第2章 トレード心理学とリスク管理
トレードツールとしての心理
リスク管理

第3章 記録をつける
良い記録は良いトレードにつながる
トレーダーの表計算シート ── 最低限の義務
トレード日誌 ── 成功し続けるための鍵
トレード計画の記録法
マーグレット方式 ── 壁に貼る
成績評価の方法
2種類のトレード

第1部確認テスト

第1部確認テストの解答と解説

第2部 どのように売るか

売却の3タイプ

第4章 目標価格で売る
移動平均で売る
エンベロープまたはチャネルで売る
飽くなき欲望
上昇がつまずくとき
抵抗水準で売る

第5章 ストップで売る
鉄の三角形
成行注文と指値注文
ハードストップとソフトストップ
ストップを置いてはいけない場所
スリッページを減らす ── 1セント近づける
ニックのストップ ── 1日分近づける
ストップを遠くに置く場合
可動ストップ
セーフゾーンストップ
ボラティリティ・ドロップ・ストップ

第6章 「エンジンノイズ」で売る
モメンタムの衰え
「エンジンノイズ」で短期トレードを手仕舞う
裁量で長期トレードを手仕舞う
決算発表前に売る
マーケットの鐘が鳴る
新高値-新安値指数を用いたトレード
売却の意思決定木

第2部確認テスト

第2部確認テストの解答と解説

第3部 どのように空売りをするか

第7章 株の空売り
初めての空売り
天井と大底の非対称
天井での空売り
下降トレンドでの空売り
ファンダメンタルズでの空売り
空売り銘柄を探す
売り残

第8章 株以外の空売り
先物の空売り
オプションの売り
カバード売り
ネイキッド売り
FX

第3部確認テスト

第3部確認テストの解答と解説

第4部 下げ相場の教訓

第9章 弱気派が利益を上げる
暗がりで動き始めていた弱気派
センチメント指標は先行する
上げ相場の天井
2007年天井での弱気乖離
MGMのバブルがはじけた
過熱銘柄を空売りする
下げ相場は価値を破壊する
大勢が下降トレンドにあるときのスイングトレード
下降チャネルでのトレード
サプライズに備える
「上げ相場に抵抗なし、下げ相場に支持なし」
誰がために鐘は鳴る、あるいは2度吠える犬
バフェットの早すぎた買い
その火に少し油を注ごうか?
下がりゆく株を空売りする

第10章 底値を探る
この株式市場はゼロまで下がらない
「二重らせん」は買いシグナル
パーティーにちょうど間に合った
私の好きな大底シグナル
上がってきたところで売る
転ばぬ強気はない
売りを叫ぶ声

さいごに
利益の始末 ── 個人配当
未来へと続く道

参考文献

謝辞

訳者あとがき

著者についてAuthor

アレキサンダー・エルダー(Alexander Elder)

アレキサンダー・エルダー(Alexander Elder)

プロトレーダー、トレーディングの指導者、SpikeTradeグループの創設者。レニングラードに生まれ、エストニアで育つ。16歳の若さで医学部に入学し、船医として働いていた23歳のときにアフリカに寄港していたソビエトの船舶から脱出、米国へ政治亡命した。その後、ニューヨーク市で精神分析医として働き、コロンビア大学で教鞭を執る。精神分析医としての経験から得たトレーディングの心理に対するユニークな洞察は高く評価されている。現在もアクティブにトレードする一方、トレーディングの指導者としての活動も続け、米国を初めとした各国でのトレーダー向けセミナーは好評を博している。また、1週間にわたる集中講義トレーダーズキャンプ を世界各地で定期的に開催。トレーダーのコミュニティーサイト、SpikeTradeグループの創設者でもある。著書に『ザ・トレーディング』『ザ・トレーディング ワークブック』『投資苑』『投資苑2』『投資苑3』『利食いと損切りのテクニック』などがあり、投資書籍の金字塔として世界中のトレーダーたちから支持されている。

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