新版 魔術師たちの心理学―トレードで生計を立てる秘訣と心構え
¥2,800 (税込¥3,080)
新版 魔術師たちの心理学―トレードで生計を立てる秘訣と心構え
- 評価
出版社 | パンローリング |
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単行本 | 645ページ |
発売日 | 2008/1/10 |
ISBN | 978-4775971000 |
内容紹介Introductions
「秘密を公開しすぎた」ロングセラーの大幅改訂版(全面新訳!!)
儲かる手法(聖杯)はあなたの中にあった!!
あなただけの戦術・戦略の編み出し方がわかるプロの教科書!「勝つための考え方」「期待値でトレードする方法」「ポジションサイジング」の奥義が明らかになる!本物のプロを目指す人への必読書!
マーケットを瞬時にして支配するためのシステムはだれにでも手に入れられることを明らかにした『魔術師たちの心理学』の待望の第2版がついに登場! 現在のマーケット環境に照らし、今の時代にマッチした内容に大刷新されたこの第2版は成功するトレーディングに対するあなたの考え方を根底からくつがえすに違いない。
第1版からの主な変更個所は、
・超長期のメジャーなマーケットと世界を取り巻く大局観についての章を追加
・システムをリスク・リワード・レシオで評価するための方法
・実例とチャートも最新のものに更新
・スーパートレーダー、チャック・ホイットマンによる序文
『新版 魔術師たちの心理学』では、効果が実証されたタープ博士の14のステップモデルとどんなマーケットでも勝てる最新の手法とテクニックをメーンテーマに、超長期のメジャーなブルマーケットとベアマーケットや、マクロ経済に関する章とトレーディングシステムをR倍数(リスク・リワード・レシオ)で考え、評価する方法を提示する章が新たに加わった。
さらに、儲かるトレーディングにとって最も重要であるにもかかわらず、ほとんど理解されていない概念である「期待値」と「ポジションサイジング(トレードする量)」の説明にも力を注いでいる。真の成功を手に入れられるかどうかは、丹念に設計・検証したシステムがあなたのスタイル、目標、性格に合っているかどうかが決め手となる。
利益の大幅アップを目指すために不可欠な情報とは、
・良いシステムを開発するうえで邪魔になる心理的バイアス
・マーケットの反転ポイントを正確に予測するうえで役立つ秩序に関する概念―これを自分に有利に利用する
・ウォーレン・バフェット、ペリー・カウフマンをはじめとするマーケットの達人たちの株式や先物向けトレーディングモデルを検証し、そのなかで使われているセットアップを分析
・最適利益をコンスタントに生み出すためのポジションサイジングの変数とその使い方
・新しいポジションサイジングスキルを無リスクで試すことができる場所 ── 無料オンラインゲーム
他人の推奨に従ってトレードする場合、事前にパフォーマンスと結果を評価することが重要。本書で行った実際のニュースレターの分析・評価結果を見れば、それは一目瞭然だ。本書の完全理解を目指して何回もじっくり読んでほしい。そうすれば、明るい未来への扉が開かれることは間違いない!
本書への賛辞Praise
「トレーディングを行ううえでの確かなアドバイスと自分自身のトレーディング手法を開発するうえで役立つアイデアをふんだんに提供してくれる本だ。これまでの書籍に何か物足りなさを感じていた人――本書はそんなあなたに打ってつけの書である」 ――ジャック・シュワッガー(『マーケットの魔術師』『新マーケットの魔術師』の著者)
「勝つための考え方とアプローチ、正しくあることは忘れて期待値でトレードする方 法、ポジションサイジングの達人になる方法――プロフェッショナルトレーディングの核心にずばり触れた本書はトレーダーを目指す人の必携の書である」――エド・ス ィコータ(伝説的なウィザードのひとり)
目次Index
監修者まえがき
序文 チャック・ホイットマン
第2版序文
日本語版へのまえがき(初版)
序文(初版)
謝辞
第1部 成功するために最も重要な要素 ── それはあなた自身
第1章 聖杯伝説
聖杯のメタファー
トレーディングにとって本当に重要なこと
マーケットの天才のモデル化
第2章 意思決定バイアス ── 市場をマスターするのが多くの人にとって困難なワケ
トレーディングシステムの開発に影響を及ぼすバイアス
トレーディングシステムの検証に影響を及ぼすバイアス
システムによるトレード方法に影響を及ぼすバイアス
まとめ
第3章 目標の設定
目標の設定 ── あなたのシステムの最も重要な部分
トム・バッソ、目標設定について語る
あなた自身の目標を設定する
第2部 システムの概念化
第4章 システム開発の手順
1. 資質の調査
2. 先入観にとらわれることなくマーケットの情報を収集せよ
3. 目標を定める
4. どういった概念でトレードするのか
5. 大局観を把握せよ
6. トレードする時間枠を決める
7. あなたのトレーディングにおいて最も重要なものとは何か。そしてその測定方法は?
8. 初期1Rリスクの決定
9. 利食いストップを加えてシステムのR倍数分布と期待値を決定する
10. R倍数分布の精度を決定する
11. システム全体の評価
12. ポジションサイジングによる目標の達成
13. 自分のシステムを改良する方法を決める
14. 最悪の事態に備えたメンタルリハーサル
第5章 うまくいく概念を選ぶ
トレンドフォロー
ファンダメンタル分析
バリュートレーディング
バンドトレーディング
季節性
サヤ取り
アービトラージ
市場間分析
宇宙には秩序が存在する
まとめ
第6章 大局観に合ったトレーディング戦略
私が思い描く大局観
要因1 ── 米国の債務状況
要因2 ── 超長期のメジャーなベアマーケット
要因3 ── 経済的要因のグローバル化
要因4 ── 投資信託の影響
要因5 ── 規則、規制、税制の改正
要因6 ── 人間には負ける経済ゲームをやりたがる傾向がある
考慮すべきそのほかの要因
出来上がった大局観はどう見守っていくべきか
まとめ
第7章 優れたトレーディングシステムの開発に不可欠な6つの要素
あなたの選んだ変数
雪合戦のたとえ話
拡大鏡を通して見た期待値
機会と期待値
予測 ── 恐ろしいワナ
実際のトレーディングへの応用
あなたのシステムのパフォーマンスの評価方法
まとめ
第3部 システムの重要な要素を理解する
第8章 セットアップを使ってシステムの適用時を知る
仕掛けを構成する5つの要素
ストーキングのためのセットアップ
フィルター対セットアップ
よく知られているシステムで使われているセットアップ
まとめ
第9章 仕掛け(マーケットタイミング)
ランダムな仕掛けを打ち負かすための試み
よく使われる仕掛けのテクニック
自分の仕掛けのシグナルを設計する
ポピュラーなシステムで用いられている仕掛け手法の評価
まとめ
第10章 抱え込むべきときを知れ ── あなたの資産を守るには
ストップとは何か
適切なストップを用いる
よく知られているシステムで使われているストップ
まとめ
第11章 利食いの方法
利食いの目的
ストップと利益目標のみを用いる
シンプルさと複数の手仕舞い
やってはいけないこと
よく知られているシステムで使われている手仕舞い
まとめ
第4部 学習してきたことをひとつにまとめ上げる
第12章 金はみんなに行き渡る
7人のトレーダーのアプローチ
7人のトレーダーの5つの銘柄に対するアプローチ
6週間後の結果
R倍数で見た結果
まとめ
第13章 システムの評価
可能なアプローチ
エクスペクチュニティ ── トレード回数を織り込んだ期待値
トレードの機会コスト
最大ドローダウン
ニュースレターの推奨をサンプルシステムとして用いる
まとめ
第14章 ポジションサイジング ── 目標を達成するためのカギ
基本的なポジションサイジング戦略
モデル1 ── 資産一定額当たり1単位モデル
モデル2 ── 均等分配モデル(株式トレーダー向け)
モデル3 ── パーセントリスクモデル
モデル4 ── パーセントボラティリティモデル
モデルのまとめ
ほかのシステムで使われているポジションサイジング
まとめ
第15章 結論
過ちを回避する
本書で語らなかったこと ── タープ博士へのインタビュー
用語解説
推薦図書