プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考と技術
¥2,200 (税込¥2,420)
プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考と技術
- 評価
出版社 | 日経BP |
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単行本 | 292ページ |
発売日 | 2016/4/28 |
ISBN | 978-4822250638 |
内容紹介Introductions
職業としてトレーダーを選択し、日々マーケットと向き合いながら、長年にわたり利益を積み重ねている16人のプロ・トレーダーの生の声を収録。
トレーディングの世界に足を踏み入れた経緯、マーケットと対峙するうえでの心構えや考え方、アプローチ方法とテクニック、過去の輝かしい成功例と手痛い失敗例など、これまでに明かされたことのないプロ・トレーダーの本音を凝縮した貴重なインタビュー集。伝説のカリスマ・トレーダーにして「ボリンジャーバンド」開発者、ジョン・ボリンジャー氏の序文も必読。
トレーディングの世界に「絶対正しい方法」は存在しない。一人ひとりが自分だけの方法を探さなければならない。(ジョン・ボリンジャー)
この1年間、私は何百人というプロ・トレーダーたちに会い、どのような経緯でトレーディングを始め、利益を出し続ける方法をどうやって身につけたのかとたずねてきた。ときには年間の利益がいくらなのかといった不躾な質問すらぶつけた。途中でインタビューを打ち切られたり、何か投げつけられるのではないかと思ったこともあったが、誰もそんなことはしなかった。ほぼ全員が嫌な顔ひとつせず答えてくれた。・・・インタビューした人々のトレーディングスタイルは実にさまざまである。ほんの数分間ポジションを保有するだけで、1日に何百回、何千回と売買を繰り返すトレーダーもいた。月に1、2回しか巡ってこないビッグチャンスを捉え、数週間、数ヵ月とポジションを保有し続けて大きな利幅を狙うトレーダーもいた。それでも彼らは例外なくリスクマネジメントの技術を習得しており、想定外の損失を被らないよう慎重にトレードを管理していた。もっとも、なかには手痛い失敗をしでかした経験を語ってくれたトレーダーもいた。ほとんど一文無しになりそうになってから、規律こそがゲームを続けるためのカギだと悟ったのである。トレーダーとして成功するためには何よりも勤勉さと規律が不可欠なのだ。(本書より)
目次Index
序文 ジョン・ボリンジャー
第1章 トレードをプランし、プランをトレードせよ(トッド・ゴードン)
第2章 大切なのは「ゴール」ではなく「ルール」(リンダ・ラシュキ)
第3章 マネーに集中するな、ゲームに集中しろ(セルジュ・バーガー)
第4章 重要なのは「マーケットの声」に耳を傾けること(アレックス・フォスター)
第5章 信じられるのは目の前のプライスだけ(デレク・シミング)
第6章 マーケットでは自分の感情を信頼してはいけない(ピーター・ブラント)
第7章 英国海軍の規律をトレーディングに活かす(ロブ・ウィルソン)
第8章 成功のカギは規律とルーティン(ジョン・カーター)
第9章 キャリアウーマンから転身しフィボナッチの第一人者に(アン・マリー・ベインド)
第10章 プライスとボリュームに注目し自分のチャンスを探す(ジェフ・ホワイト)
第11章 商品先物市場に特化し「スプレッド」を狙う(パトリック・ヘミンガー)
第12章 取引の相手方に回り利益を引き出す(ドン・ミラー)
第13章 トレンドフォローの売買を「完全自動化」(チャールズ・ジャーマン)
第14章 心理学のアプローチで市場の感情をトレード(アンドリュー・メネカー)
第15章 トレーディングの最終目標は「儲けること」(ブライアン・ランド)
第16章 徹底的な検証と分析を利益につなげる(マイケル・トマ)
第17章 プロ・トレーダーに学ぶ「成功するための20の習慣」